レッドデータガールはじめてのお使い

荻原規子さんの作品です。小中学生のときに勾玉三部作とか西の善き魔女読んでたなぁ。懐かしいです。

平凡以下で取り柄がないと自分を評価する主人公、泉水子(いずみこ)は神社で祖父と暮らし、守られた生活を送っている。そこへ、父の友人の息子、深行(みゆき)が訪れ、平凡な生活が一変していく。東京への修学旅行で発覚した、姫神の存在や山伏の存在、つけ狙うものなど、なかなか緊迫感のある作品でした。日本古来のものをモチーフとしたファンタジー作品で続きを読むのが楽しみです。